【フィリピン・マニラ暮らし】30代後半からの不妊治療

フィリピンで仕事をしながらの不妊治療について書いています。

初診 KATO REPRO BIOTECH CENTER

フィリピン・マカティにある不妊治療クリニック、KATOでの初診のブログです。

 8月某日の日曜に、マカティのEnterprise Centerというビルに入っているKATOへ行きました。

うちから徒歩10分かからないという好立地。

7時30分~9時30分の間に来た順番で診察を始めるというシステムです。

予約をしたとき、直近の日程でとれなかったくらいだから混むんだろうな~と思いつつ、のんきに7時45分くらいに到着。

思ったより大きなクリニックで、すでにたくさんの人が待っていました。

入口のガードのところでもらった番号は27番。

カップル(夫婦)で来ている人が多く、待合室には50人以上はいたのではないでしょうか。

 

ID提出、顔写真撮影、問診票に記入したのち、これは待つかも・・・と予感した通り、やっぱりかなり待つことになりました。

患者番号で呼ばれるので、放送が入る度に耳を傾けますが、なかなか呼ばれません。

 

**追記********
その後システムが変わり、モニターで番号とどこの部屋に行くかが表示されるようになりました。
また予約もある程度の時間の幅でできるようになったらしいです。
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2時間が経過し、軽く絶望しかけたところでよくやく呼ばれました。

先生とのコンサルテーションで、来院の目的、生理周期、直近の生理開始日、妊娠歴などを話します。

その後先生から、治療のステップの説明がありました。

不妊治療というと、体に負担の大きい体外受精のイメージが強かったのですが、はじめのステップとして、まず人工受精を勧められました。

薬も少なく、また1回の費用も安いため(1万2,000ペソくらい)、まずはそれをやってみることにしました。

 

ちなみに、日本の加藤レディスクリニックの海外ブランチとはいえ、ドクター・ナースはみなフィリピン人なので、英語でのやりとりになります。

使いそうな医学用語を、予め調べておきました。 

 

人工授精のことを「IUI」と呼びます。

IUIに向け、まずは私と夫それぞれの状態を調べます。

 

私の方は、卵管が詰まっていないかをチェックする卵管造影検査を行うのですが、痛いらしく、ランチして薬を飲み、午後1時半に再訪することに。

処方箋を持ってドラッグストアで薬を購入、ランチを済ませたのち、クリニックへ。

午前中とはうってかわって人はほとんどおらず、すぐに呼ばれてExamination roomというところへ入りました。


まずは超音波検査です。

日本にいたときの婦人科での定期検査や、また去年妊娠したときなど、これまでにも何度も経験あります。


すぐに卵管造影検査に入りました。

自分では見えませんが、たぶん、何か器具で固定してカテーテルを入れ、液体みたいのを入れていました。

下腹部が痛くなり、生理痛のひどいのが一気にきた感じ。

痛いけど、一応がまんできる程度か・・・でも痛かったな。

その後、先生がバルーンと言っていて、内部で何か膨らんだ感じがありました。

左右の卵管の通りをチェックし、特に異常はなかったようです。

検査自体は5分くらいで終了。

そのまま数分休んでいるうちに生理痛のような鈍痛が弱まっていきました。

 

初回の費用は3500ペソ。

もっと高いかも、と思っていたので安心です。

 

なお、男性の精子検査は、新鮮なもの(2日以上5日以内)で検査する必要があり、夫だけで後日再訪しました。

検査後、そちらも良好ということが分かり、人工授精(IUI)のステップに進むことになりました。