【フィリピン・マニラ暮らし】30代後半からの不妊治療

フィリピンで仕事をしながらの不妊治療について書いています。

人工授精(IUI)その3 結果とかかった費用

人工授精(IUI)を行ってから12~14日後の生理予定前後に来院します。

KATOに着いて順番が回ってくると、まずはTreatment Roomで採血をしました。

結果が出る30~40分後に、Consultation Roomに呼ばれ、ドクターから結果を聞くことになります。

初めて人工授精をして、排卵日前に注射を打ち、また精子も質のいいものを選んで投入するので、一度は自然妊娠したことのある身として、これなら妊娠できるのではないかと思っていました。

結論から言うと、8月・9月・10月と3回人工授精を行ったものの、妊娠することはできませんでした。

人工授精から二週間前後で来院しますが、その前に生理が来て「だめだったんだな」と自分で気づくこともあれば、今回は妊娠しているかもと期待して来院、血液検査でのホルモン値がNegativeと聞いて知ることと、両方ありました。

人工授精は体への負担も軽く、また費用も安いため、不妊治療の最初のステップとして5回くらい行う人が多いそうです。

私たちも8月から始めたので、当初は今年いっぱいやってみるか、という気持ちでした。

ですが、実際には、人工授精で妊娠する人の多くははじめの1~2回で成功するそうです。

3回目でだめだったとき、私の37歳という年齢もあるし、これは一歩先(さらに高度な治療)へ進もうと思いました。


人工授精の費用とスケジュール

人工授精を何度か経験し、流れが分かったので、費用とスケジュールをまとめておきます。

【スケジュール例】

生理日
Day1
Day2前後 検診(前回人工授精の結果の血液検査)
Day3
Day4
Day5
Day6
Day7
Day8
Day9
Day10 超音波検査で次回排卵日をチェック
Day11
Day12 超音波検査で次回排卵日をチェック、たいていこの日の晩に注射をする
Day13
Day14 人工授精
Day15

※検査・治療日程は月によって(排卵の進み具合によって)違い、人工授精のタイミングはDay12のときと、Day15のときとありました。

 

1ヶ月のうち、3~4回クリニックへ行き、超音波などの検査の日は2,000~3,000ペソ、人工授精の日は約13,000ペソかかりました。

人工授精1タームで、合計2万ペソくらいです。

 

何日か仕事に遅刻する必要はありますが、人工授精は 不妊治療の中では気軽に受けられる治療なので、もっと早くやっていればよかったと思いました。

 

今後は体外受精(IVF)に進むことになり、それも追って書いていきたいと思います。