【フィリピン・マニラ暮らし】30代後半からの不妊治療

フィリピンで仕事をしながらの不妊治療について書いています。

体外受精(IVF/低刺激自然周期)の振り返りとその後

1年以上ぶりのブログ更新となります。

結果から言うと妊娠はできず、不妊治療を中断してから1年経ってしまいました。

その間、このブログを見たと声をかけてもらうこともあり(うれしかったです^^)、私が受けた治療についてちゃんと最後まで書こうと思い至りました。

 

* * *

 

2017年末~2018年頭にかけて、自然周期の体外受精を3回試しましたが妊娠に至らず、もう1段階進めてみることにしました。

低刺激周期にすると、自然周期に比べて薬や注射の回数が増えますが、その分複数の卵子を採取できる可能性が高まるそうです。

1年前のことでもはや個々の記憶が薄れていますが、治療の記録は残っているので、表にして振り返りたいと思います。

 

【周期1 採卵】

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より多くの卵子を採るためにたくさん注射を打ちましたが、採れたのは3つで、そのうち1つだけ初期杯として凍結しました。
注射で体に負担がかかっているため、次の周期を待って子宮がいい状態に戻ってから移植するそうです。

 
【周期2 移植】

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移植から12日後、検査に行きましたが、残念ながら1つだけ移植した杯も育つことはなく、妊娠に至りませんでした。

 

かかった金額
【周期1 採卵】130,000ペソ(約29万円)
【周期2 移植】60,000ペソ(約13万円)
合計19万ペソ(約42万円)

 

2サイクルにまたがる治療で何度もクリニックに行って、注射をたくさん打ち、40万円以上もかかったのに結果がでず、これ以上治療を続ける気力がなくなってしまいました。

一度休んで、また再開したくなったらしようと思ったまま1年が過ぎてしまいました。
お金の問題、夫婦それぞれの仕事・プライベートの予定、気持ちが整っていないと、なかなか再開するモチベーションがわきません・・・。

 

この1年で新しい仕事も始めていて、毎週ゴルフをして、海外に行ったり、日本にもちょこちょこ行ったりと日々楽しんでいます。
今年39歳になりますが、もしまた治療したくなったらするかもしれないし、このまましないかもしれません。

子どもを持つことが叶わなくても、それも私の人生なのかなと今は思っています。

もし一念発起して治療を再開することがあれば、また書こうと思います。

 

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