【フィリピン・マニラ暮らし】30代後半からの不妊治療

フィリピンで仕事をしながらの不妊治療について書いています。

体外受精(IVF)1回目の結果と所感

初めての体外受精

1回目-1 採卵

1回目-2 移植(初期杯移植)

の続きです。

妊娠したかのチェックのため、移植から12日後にクリニック(Kato Repro Biotech Center)へ来るように言われていました。

移植後は毎日体温を計るように言われていて、久しぶりに婦人体温計で計っていました。

37.5度以上の高熱になったらクリニックに連絡する必要があるそうです。

高温期(私の場合は36.9~37.1度)が続いており、妊娠への期待も高まっていましたが、血液検査でネガティブと判明。

受精でき、4分割までは進んでいましたが、それ以上分裂が進まなかったのか、もしくは着床しなかったのか・・・

 

ドクターとのコンサルテーションで、次もIVF(体外受精)を続けることを伝えると、薬を使ってより排卵を誘発する方法もあるけれど、私の場合はちゃんと排卵しているので、次もこのまま自然周期を勧められたので、同じ方法で続けることにしました。

それから3日後、27日周期で生理がきました。

 

初めて体外受精をやって、仕事をしながらでも治療を受けやすいのがよかったと思います。 

Katoは、なるべく少ない薬での「自然周期」または「低刺激周期」での体外受精を行っています。

※詳しくは日本の加藤レディスクリニックのウェブサイト参照

http://www.towako-kato.com/about/cure.html

 

体外受精を始めてみて、クリニックに行く必要があるのは、

・排卵のタイミングをみるため、生理開始から2日後と10日前後の2回

・採卵の日と移植の日の2回

・妊娠陽性検査の日(移植から1週間または12日後)

のだいたい5回くらい(1周期あたり)。

 

検査だけの日は、朝から行って2時間くらいで終わるので、会社に1~2時間遅刻するくらいで行けます。(たまたまクリニックと会社が近いこともあり)

採卵の日はそのあと会社に行くこともできますが、移植の日は安静にするように言われたため、一応この2日は休むつもりで予定しています。

 

今、私はマカティにある日系企業で働いていますが、ほぼ定時(9時~6時)であまり忙しくなく、社内業務が中心なので、急に会社を休まざるをえなくなっても対応が可能です。

ですがもし、お客さんとのアポイントが多い仕事だったり、会社とクリニックが遠かったら、そうもいかなかったかもしれません。

また、クリニックに行くのは月5回前後(うち3~4回は午前中の数時間だけ)といっても、あらかじめ日程が決まっているわけではないのがネック。

生理が始まったらその翌日に、また、超音波検査で様子を見てみて、その2日後に再訪など、スケジュールが直前にならないと分からないことがほとんどです。

体のことなので、数日のずれがあるのは仕方ないですが。

 

よく体外受精で聞くのは、もっと強い排卵誘発剤を使って、1回の採卵で複数の卵を採る方法。

私も体外受精にはそういうイメージがあり、不妊治療を始めるか迷っていました。

 

複数の卵が取れた中で質のいい卵子が複数あれば、冷凍しておいて次も使えるそうです。

一方で、薬の副作用があったり、料金が高かったり、また採卵のあとしばらく卵巣を休ませるなど、何かと負担も大きそうです。

 

そっちの方が効果が高いのか?・・・現時点では分かりません。

もちろん子どもは欲しいけれど、仕事も遊び(飲み・ゴルフ)もままならず、心身ともに影響を受けてまで治療を続けるかというと迷うところ。

 

Katoの治療方法は、仕事をしながらでも治療を続けられて、薬の副作用もないので、今の私には合っているのかなと思っています。

1回目は失敗してしまったけれど、もともと体外受精1回あたりの成功確率は15%程度だそうなので、5回くらいは続ける覚悟です。

・・・といっても費用によるのですが。

次のブログでは、Katoの体外受精にかかる費用について紹介します。